2024.04.03
全学科共通
ダンス・エンターテイナー科
テーマパークスタッフ科
先生ブログ
人が一生のうち出会う人数を調べたことがあります。
テーマパークにはさまざまなお客様が訪れるからこそ、きっと想定よりも遥か多くの人と接点を持てることになります。全てのお客様に合わせた対応をする為には、沢山の人の考えに触れて、1つずつ学んで知っていくことが重要です。
前職で「テーマパーク立ち上げメンバー」として働き始め、上を目指したかった私は常に上司の動きを観察していました。
すると私の尊敬する上司は基本的に残業をせず、すぐさま帰っていくことに気付きます。残業をするのは急な仕事の依頼を受けた時だけ。気になった私は「いつもすぐ帰るの、どうしてなんですか?」と聞いたことがあります。
「管理職の私たちが残業をすれば帰ってはいけない雰囲気が出るし、明日も仕事だから優先順位を決めて仕事をしたらいい」と答えてくれました。
いつか社会に出て働くみなさんにも、必ず覚えていてほしい考え方です。
「社会人として働くということ」は単純に時間だけでなく、気持ち的にも・体力的にも、今のみなさんの学生生活と同じように生活の大半を占めることになります。
残業が必要な日ももちろんあります。でも闇雲に働き続けることは心を失ってしまう原因になりえます。
何のために働くのかは人によって様々ですが、私は仕事もプライベートも大切にしたいと考えています。
だからこそ仕事とのオンオフが大切にし、仕事内容にも優先順位をつけて時間内に仕事をこなす。私も常に心がけている自分が自分らしく生きるためのルールです☺
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いま目の前にレゴブロックが10個あったら、どのように遊びますか?
レゴランドジャパンで働いていた際に気づき面白いと感じたことの1つですが、こどもの発想力は偉大です。
10個あるブロックをまっすぐに積み重ねる子もいれば、作品を作る子もいます。ブロックを横1列虹色の順番で並べる子もいます。ブロックだからくっつけて遊ぶ、なんてルールは無いので当然の遊び方かもしれません。
10個のブロックだけでもこんなにも捉え方は様々なのだと。
先入観で物事を捉えるのではなく、無の状態で様々な考えを想像し実践してみることの重要性に気付かされました。どんな人からでも学びは得られます。
生きることは学ぶこと。学ぶことは生きること。
学びを教えてくれる人に年齢も性別も関係ありません。
どの人からも学び、自ら考え行動する。この大切さを忘れずに、自分の夢に向かっていきましょう!
この記事を書いた人
大谷紗世(おおたに さよ)
テーマパーク科専任講師 / 手話コーディネーター
入社4年目。ホスピタリティ ツーリズム専門学校大阪(現:大阪テーマパーク・ダンス専門学校)出身。卒業後、LEGOLAND Japan合同会社3年勤務。時間管理責任者、アトラクション責任者に着任。他にキッザニア甲子園、鈴鹿サーキット、USJを経験。キッザニア甲子園では入社3ヵ月で優秀スタッフ賞を受賞。
担当授業はゲストオペレーション、テーマパークレジャー産業知識、ゲスト安全対応力。