2023.12.22
全学科共通
ダンス・エンターテイナー科
テーマパークスタッフ科
先生ブログ
「表に現すチカラ」と書いて「表現力」
心で感じ、想い描いても表に現すことが出来なければ相手には伝わりません。ダンスなどのパフォーマンス力で人々を魅了する「エンターテインメント」には必要不可欠な力であります。心からの表現力は観てる人の心を動かし、表情を動かし幸せにする。
テーマパークのエンターテインメントがお客様にプレゼントするのは「HAPPY!!」
表現力を最大限に活かしお客様を「HAPPY」にする。では、表現力はどのように身につけたらよいのだろうか?
表情が見えないもどかしさ。コロナにより「表現を魅せることを禁止」され「日常で表現することさえ制限」された。
人々の全ての楽しみを奪ったコロナ。しかしコロナのおかげで、改めて「エンターテインメント」の重要性を人々は感じることになる。対面の素晴らしさ、顔の表情を観ることが出来る喜び、感動できる幸せ。エンターテインメントの全てが生きる糧となる。
つまり今後、人々は今まで以上にエンターテインメントを求める。「声を出して」「表情を動かして」「想いを共有して」「おもいっきり笑う」
求めるがゆえに「上質さ」が求められる、間違いなくコロナ前よりも。
では上質なエンターテインメントを創作するために今必要なことは?
ズバリ、世代交代!!
演者も指導者も若い世代が台頭してくるのは間違いない。つまり今まで以上にITなどの最先端技術を駆使したエンターテインメントなど、新たな形が多く現れてくるに違いない。
どこまでいっても、エンターテインメントの基本は全力で目の前のお客様を楽しませること。要するに生身が勝負。顔を見て、目を見て、一人一人のお客様に「想い」を届けよう。
「生身」とは?そのエンターテイナー自身が醸し出す空気感つまり「オーラ」。それは技術だけでは表現できない。ダンスなどの技術だけではなく、人間力が大いに求められるのである。人間力、それは思いやり・ホスピタリティ・情熱。
心を磨き、心の引き出しを増やす。エンターテイナーから滲み出る「人間力」が、エンターテインメントに花を添える。「人間力」を磨くにはどうしたらいいのか?当たり前のことを当たり前にする。
「挨拶、感謝、ゴミ拾い」まずはここから始めよう。
ダンスを含め、パフォーマンス力を向上させればエンターテイナーになれるわけではありません。
「技術力と人間力」この二つの向上が必要不可欠です。当校では「ホスピタリティ」を軸に、現場経験豊富な講師から直接学び、産学連携事業に積極的に取り組むことで、本物を感じ、課題を見つける。全てはエンターテイナーとしてのスタートラインに立つために。そして、卒業後も「情熱」をもってエンターテインメントに向き合えるエンターテイナーを育てています。
ぜひ、あなたの夢預けてください。一緒に夢のスタートラインを目指しましょう。
この記事を書いた人
田中 照人 (たなか あきと)
俳優 / タレント / 表現コミュニケーション講師
入社7年目。関西大学社会学部卒業。ブルーシャトル(劇団ひまわりのタレント事務所)にて俳優・タレントとして20年活動。(テレビ・テレビCM・舞台・ラジオ・ラジオCM)31歳 本校にインストラクターとして入職。38歳で所属事務所から独立、「Infinity企画」立ち上げ。43歳 本校に正職として入職。
担当授業は芝居表現・コミュニケーション・表現発表トレーニング。