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ジャズダンス体験

2024.03.29

全学科共通

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【スキル】ダンスブームの継続|田中 照人

10年ほど前から続く「ダンスブーム」は今も継続されています。

韓国ブーム、SNSでのダンス動画の配信の多さ。今の世の中は、簡単にダンスに接する機会があります。もちろんこの現象はエンターテインメント業界にとっては流行を創り出すいい傾向でもあります。

簡単に接することができる分「上質なエンターテイメントとは?」という疑問を創り出すきっかけにもなっています。

エンターテイナーに必要なダンススキルは

何事も質を上げるときに重要になってくるのは「土台」。つまり「基礎」です。

ダンスの基礎とは?「身体の線」「体幹」「柔軟性」「筋力」「リズム感」。ダンスの種類に関係なく前述した要素は必要不可欠な要素になります。これらは、日々の鍛錬の中で習得していくしかありません。

ダンスと関わる時期は人によって様々。幼いころに出会ってなければエンターテイナーになれないわけではない。大事なのは「エンターテイナーになる」という「夢」を持った時からの自身の行動。ついつい音楽をかけて振りを覚えて踊ることに必死になりがち。決して忘れてはいけないのは「基礎」の習得。ただ足を上げることができればいいのではない。美しく上げなければ意味がない。思い切って3回回ることが大事なのではない。綺麗に1回回ることが大事。

全てはテーマパークで楽しんでるお客様にさらに楽しんでいただくために。

では、美しく足を上げて、綺麗に回るにはどうしたらいいのか?「基礎」の習得以外にありませんよね。とことん「基礎」と向き合いましょう。

 

 

テーマパークのエンターテイナーに必要なダンスの種類とは?

テーマパークのエンターテイナーに必要なダンスは、ズバリ「バレエ」と「JAZZ」!!

HIPHOPを含めた「ストリート系ダンス」が必要でないと言っているわけではありません。

創作するショーの内容によっては「ストリート系ダンス」をメインにするショーもたくさんありますが、多くのテーマパークのダンサーオーディションは「バレエ」「JAZZ」が中心の振り付けが多いです。それこそ「基礎力」を見るためではないでしょうか?

東と西にある2大テーマパークでは、書類審査後の2次オーディションは「基礎」だけを見るオーディション内容になっています。つまり「基礎力」がないと、振り付けもしてもらえないということです。

「努力」は「夢中」に勝てない

「鍛錬」「修練」「継続」!!

少し疲れてしまう言葉ですね。どの業界も一流になるためには必要なことです。ましてや答えがない「エンターテイメント」の世界は常に向上心を持って挑戦し続けなければなりません。私は「努力」という言葉が少し苦手です。「努力」・・・・。

しんどいと思うけど頑張らなければいけない!!のように聞こえてきます。

夢を持ち、夢を叶えるために挑戦しているのです。全ては夢の途中。つまり「夢中」になればいいのです。「夢中」になって挑戦することは楽しいことです。つまり何事も楽しく挑戦していくことが大事です。

「努力」は「夢中」に勝てません。

 

 

メッセージ

このブログを読んでくれた皆さん。夢中になって「エンターテイナーになる」という夢を追いかけませんか?

しかし残念ながら途中で挫けたり、壁にぶつかったりして夢中になれなくなるときもあると思います。

そんな時に仲間がいます、先生がいます。あなたを支える「人」がいます。しっかり頼ってください。

強くなくていい弱くてもいい。大事なのは「夢中」になりたいと思える「夢」に出会ったことに感謝することです。

 

あなたの夢、一緒に叶えさせてください。ぜひ、あなたの夢、あずからせてください。

 

 

この記事を書いた人

田中 照人 (たなか あきと)

俳優 / タレント / 表現コミュニケーション講師

入社7年目。関西大学社会学部卒業。ブルーシャトル(劇団ひまわりのタレント事務所)にて俳優・タレントとして20年活動。(テレビ・テレビCM・舞台・ラジオ・ラジオCM)31歳 本校にインストラクターとして入職。38歳で所属事務所から独立、「Infinity企画」立ち上げ。43歳 本校に正職として入職。

担当授業は芝居表現・コミュニケーション・表現発表トレーニング。

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